CASE
症例紹介
内科は、まず診断から
風邪
風邪は、万病のもと。つまり、色々な疾患の初期は、かぜ症状を伴う場合が多いということです。感冒・急性上気道炎・気管支炎・肺炎に限らず、他の疾患の可能性もないか、診察します。
発熱
感染源が分からない場合、院内尿検査・採血により、10分程度で、診断することができます。ウイルス性感染なのか、細菌感染なのか、的確に診断し治療を行います。また、レントゲン・腹部エコーにより診断を行います。
高血圧
自宅での血圧測定を指導し、高血圧による動脈硬化を予防します。また、当院では血管年齢を測定可能です。禁煙の指導、脂質異常の改善、運動の指導も併せて行い、定期的に血管年齢を測定していきます。検査は、5分くらいで終わる簡単なものですので、気軽にスタッフに声をかけてください。
腹痛
腹痛の診断は、大変困難です。軽いものから緊急開腹手術を必要とする腹痛もあり、診断が遅れると命にかかわる場合もあります。当院では、的確に診断し、必要であれば提携している基幹病院へ直ちに紹介いたします。
血糖値が心配・糖尿病と言われたら
血糖値を心配なさっている方、お気軽に当院にご相談ください。当院外来では、HbA1cの値を7.0%以下にコントロールします。また、外来でのインスリン導入も必要があれば、行います。
胃痛・黒色便
平成30年11月から上部内視鏡を開始しました。黒色便は、食道・胃・十二指腸からの出血を疑います。鮮血便は、痔・大腸からの出血を疑います。黒色便の場合、ショック状態になる可能性あり、緊急で輸血を必要とする場合もあります。また、体重減少・食欲低下等で診断がつかない場合、上部内視鏡を行う必要があります。
コレステロールが高い 尿酸値が高い 痛風発作
いわゆる生活習慣病。食事指導から行い、目標値まで下げていきます。コレステロール値の上昇は、心血管系疾患の原因の一つです。また、高尿酸血症は、腎機能障害の原因の一つです。すぐに薬を処方せず、患者と一つひとつ丁寧に説明し、必要であれば内服開始、データの改善を図ります。
腎臓が悪いと言われた
腎疾患には、色々なものがあります。まず、腎疾患かどうか、検尿を行います。血尿・タンパク尿を認め、血圧が高い・浮腫がある等の場合、採血・腹部エコー等を行い診断します。腎生検が必要と判断した場合、基幹病院へ紹介します。